アップダウンが激しい・・・


『+C』のブログでもお伝えしましたが・・・
昨日は初スカイツリーな一日でした。

高台にある地元の駅で待ち合わせをして電車に乗り・・・
上野までゆったり乗車
上野から地下鉄で浅草へ行き、浅草からスカイツリー駅へ。
地上に上がり、今度は一気にスカイツリーの展望デッキ350mへ。
更に・・・350mから450mへ上がり今度は345m。
345mから5階の出口フロアへ。
その後・・・ランチを食べに隣の建物『ソラマチ』の31階へ。
家を出てまた帰宅するまでなんともアップダウンの激しい一日か・・・と。

人の気持ち、感情も・・・こんなアップダウンの繰り返し。
ちょっと上がるより一気に上がると、普段と全く違う景色に喜びを感じ
そこから少し下がってもあまり変化を感じず、今度は一気に下がるとどん底に落ち込む・・・。
元居た場所に戻っただけなのに残念に感じてしまう。
そして、いつもより更に下に下がった時の落ち込みようったらありませんよね(^_^;)

上にある景色も、下にある景色も・・・
それぞれに良さはあります。

上に居る時は鳥になったような自由な解放感。
下に居る時は大地と共に落ち着いた安心感。

どちらか一方に居ればいいのに、同じ場所にいると刺激を求め移動したくなってしまう。
人は常に心も体も動いているものなのです。

昨日の私、高い所の景色は本当に素晴らしく、『すごーい』と声を上げてしまいましたが・・・
地上に降りた時、心に安心感がありました。旅好きな私は飛行機に乗るのも大好きですが、
やっぱり地上に降り立った時の安心感は心地よいものです。

ずっと地上にいると上に行きたくなり、上にいると地上に戻りたくなる。

もしも今感情が地上よりもっと下にいるのなら、そこに居て感じるもの、
そこでしか見えないものもあるはずです。
逆に、上に居る時・・・人は少しでも上に行きたいと願い進み、
結局少しではさほど変わらず感動はあまりなかったりします。

どの地点に居れば自分は幸せなのか。
動かないことが幸せなのか。
常に動いてることが幸せなのか。

アップダウンを楽しみ、そこにある気付きを大切に、
自分がどん底に思っているその場所も、人によっては遥か上なのかも知れません。

先日、レッスン後に皆さんに質問しました。
『最近どんなことに感謝しましたか?』
そんな中1人の生徒さんが、『日本に生まれた事に感謝しています。世界中で今日のご飯
何にしようかな~って悩めるのはほんの20%程しかいないそうですよ。』と教えて下さり、
みんなで『へ~!』と・・・お目めぱちくり。

日本では当たり前のようなことでも、世界中では明日生きていられるかもわからない人々が沢山いる。
私たちが日々悩むこともたいした問題ではない。むしろ悩んでみたいと思う方もいるはず・・・。
明日食べる物がない人達からしたら献立を悩めるなんて、なんて幸せなことか・・・。

アップダウンの大きさ、元の位置は皆違い、何をもって幸せ・不幸とするのでしょうか?
今自分はどの高さに居ますか?
そこは居心地が悪いですか?
上がりたい?それともちょっと下りたい?
今いる場所でのんびり過ごしてみるのもいいかも知れません。
同じ場所に居ることの方がなかなか難しいですからね。


昨日のスカイツリー、地上340mのガラス床。皆恐る恐る乗っていました。
絶対に落ちないと言う安心感の中でもどこかに不安はあるものです。

せっかく空に近づいたのに、わざと真下を眺める人々。
上に居ると空を見上げる方は少なく、皆で地上を眺める。
大切なのはどれだけ登って来たのか?ではなく、今どこにいるのか・・・
なぜいるのか・・・

私はやっぱり高いところはたま~にでいいです(笑)
大地が落ち着く・・・。
大地から空を見上げるのが好きなんです。
この先の明るい希望の未来を見つめるように・・・。

皆さんはどちらがお好みですか?

 or 

ちなみに・・・
スカイツリーはめっちゃ楽しかったですよ(^^)/ うふふ。

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