もうすぐ『子供の日』ですね。
お散歩しながら見上げるとマンションのベランダや近所のスーパー、公園など、何気ないところに「こいのぼり」が泳いでる姿を見かけます。
外国の方が観たら、なんとも可笑しな光景なんでしょうね・・・。
「こどもの日」とは言え、大人の私達にとっても何となく「健康でいよう!」みたいな気分になりませんか?『かしわ餅』を食べながら毎年そう感じるのは私だけ??
そして、5月5日は『菖蒲湯』(しょうぶゆ)に入る習慣があります。
幼い頃は、葉っぱが浮いてて気持ち悪い~(><)と感じていましたが・・・
今となってはちゃんと行事を欠かさないで体験させてくれた両親に感謝です。
そこで・・・今回はちょっとお風呂のお話し。
日本には1月~12月まで、お風呂に入れると良いとされる物があります。
1月:松湯
2月:大根湯
3月:蓬湯
4月:桜湯
5月:菖蒲湯
6月:ドクダミ湯
7月:桃湯
8月:薄荷湯
9月:菊湯
10月:生姜湯
11月:蜜柑湯
12月:柚子湯
ざっとこんな感じ・・・。
菖蒲と柚子は入ったことがあるけど他はないなぁ・・・。
いくら桜好きな私でも桜の花を浮かばせたことはないぞ(笑)
話は戻しますが、なぜ5月5日に『菖蒲湯』に入るようになったのでしょうか?
《菖蒲について・・・》
この時期に花を咲かせる菖蒲の長い葉は、強い香気があり、この香りの強さが「不浄」を払い、「邪気」を遠ざけてくれるといわれています。また「菖蒲(ショウブ)」は、「勝負」や「尚武」に通じることから、江戸時代から男の子の出生を祝って、端午の節句に菖蒲湯に入ることが習慣になったといわれています。
さらに・・・
菖蒲は多くの精油成分を含んでいます。精油成分とは、植物に含まれる芳香成分で、おもに皮膚を刺激して血行を促進させる作用があります。菖蒲湯は血行促進の働きがあるほか、鎮痛作用もあり、腰痛や神経痛などもやわらげるといわれています。ちなみに漢方では、菖蒲は健胃薬や打ち身の治療薬に用いられています。また精油成分の多い菖蒲は香り高いので、天然のアロマテラピー効果もあるといえるでしょう。 (東京ガス株式会社 都市生活研究所調べ)
ア、アロマテラピー!?
何だか『アロマ』と聞くとオシャレな感じだわ(笑)
せっかくだから今年は久々に『菖蒲アロマ?』のお風呂に入ってみようかな。
見方を変えるだけでちょっと新鮮です。
日本人が古くから伝えている事、きっと理にかなっているはず。
『こいのぼり』 『かしわ餅』 『菖蒲湯』などなど・・・
皆さんも是非、子供の気持ちに戻って5月5日を楽しんでみませんか~。
『かしわ餅』を食べすぎて体の重い方は・・・是非ヨガをどうぞ(^^)