空から飛んできた幸せの種

山梨県人権の花運動

2018年も半分が過ぎ
一年で最も昼の時間が長くなる「夏至」。
夏至は振り返りと再スタートの日とも言われています。

2018年上半期も様々な出来事がありました。
生きていれば本当に色々なことが起こります。

そして、この節目に何を思うのか
過去の出来事から得る「気付き」とは何なのか?
改めて自分の心と向き合いながら過ごした夏至の日。

その翌朝…
なんとスタジオに、
思いもよらぬプレゼントが空から舞い降りて来ました。

それは…「種」
可愛いメッセージ付きの種袋。

赤い風船に付けられた黄色い紙には
「山梨県人権の花運動」
「山梨大学付属小学校」
「名前 ●●●●」
「思いやって生きよう」と書いてある。

山梨!?
風船てそんな遠くからここまで飛べるの?
と驚きの中、

インターネットで早速調べてみると
こんな記事が↓

「人権の花運動」
http://www.moj.go.jp/jinkennet/yamanashi/yamanashi_hana.html

人権の花運動とは「花を育てることで命を大切にし、思いやって生きる気持ちを育む運動」と書かれ、子供たちが風船を飛ばす姿の写真が掲載されていました。

その記事を読み、
改めて風船に付けられていたメッセージを読んでいたら思わず涙が…。

「与えられた命を大切に今を生きる・大切な人たちを思いやり助け合う」
それが夏至を境に改めて心に抱いた私の思い。

偶然にもそれと似たようなメッセージが空から届き
思わず涙が溢れてしまったのです。

それにしても不思議なことってあるものです。
たった一人の子供が書いたメッセージ。
誰に届くかもわからないで飛ばしたのに
ちゃんと必要な人の元へ。

中には届かないメッセージもあるでしょう。
でも、信じて発信し続けることが大事。
だってこうしてちゃんと必要な人へ届いたから。

涙が引いた後、私は小学校へ連絡し、種が届いたことを知らせ、
感謝の気持ちを伝えました。
すると、「子供たちに伝えますね!ありがとうございます!!」と
先生にも喜んで頂け、私もしあわせな気持ちに。

受け取った人の「ありがとう」の言葉が
その活動の意味となり、
この先もより多くの方へ種を届ける原動力になる。
そして受け取った人から感謝の気持ちが子供たちにも届けば、
行動を起こすことの大切さを知るでしょう。
そして生きること・生きて行くことの意味も知る。

「ありがとう」の言葉や人を思いやる気持ち、
それはまるで「しあわせの花」を咲かせる種。

咲いても咲かなくても種を蒔く
その行動が、いつかきっと
誰かの心の花を咲かせる。

空から飛んできた幸せの種を蒔き
咲いた花を大切な人と笑顔で眺められる日を
私もワクワクしながら待ちたいと思います。

皆さんの心の中にもある「しあわせの種」
それもきっと誰かのために…。

目次