終わりと始まりの狭間

YOGA Cooria ヨガスタジオ


2019年3月29日
クーリアは一つの終わりを迎えました。

横浜 ヨガスタジオ クーリア


2010年7月にオープンしたスタジオ。
全てが始まったあの場所で最後のレッスン。
オープン当時から付けていた看板を取り外すことに。

前回のブログで「変化」について少し触れていたのですが
その変化、実は。。。
スタジオの建て替えを行うのです。(やめませんよ〜w)

今年はクーリアにとって重要な年。
2020年の10周年という節目に向けて変化がスタートした年。

通われている生徒さんには前々からお伝えしていたのですが、
新しくご入会をご希望の方には、
「近日中にワークショップは開催しないのですか?」とのお問い合わせも多く頂くため、
「決まり次第ホームページにて募集をしますね」と曖昧なお返事しか出来ずにいました。

なぜなら、このスタジオを知って頂き、
ホームページでレッスン風景などを見て気に入って下さった方がいざご予約頂いても、
実際にそこでレッスンできる日がいつまでなのか定かではなく
イメージした空間と違っていたらがっかりさせてしまうから。
そのため、ワークショップやプライベートレッスンは確実に前のスタジオで開催出来る
今年の2月までで一旦終了にしておりました。

建て替えの計画〜実行、
これが本決まりになるまではっきりしたことをお伝えすることが出来ず、
この度このような事後報告となってしまいご存知で無かった方には本当に申し訳ありません。

今回のリニューアルは、敷地を全て真っさらな状態にし、全く違う空間に。
その理由の一つは老朽化。
スタジオを始めた時、既に築30年が経っていた建物。
きちんとメンテナンスをしてこなかったせいもあり、
大工さんからも「水道管等が劣化するから後10年位かな〜」なんて言われ、
「まだ10年もあるじゃない♪ 」なんて呑気に過ごしていたら
あっという間にその時が来てしまったのです。(10年て早い…)
そして、10周年という節目を期に
より居心地のいい場所を作りたい!そう願っていました。

「2020年は新しいスタジオで心機一転!」
そんなワクワク感と共に過ごしていた数ヶ月前。
でも、解体の時が近付くと共にワクワクから少し寂しい気持ちへと変化して来ました。
「古き良き」とか「変わらない良さ」とかそんなキーワードばかりが頭に浮かび、
この場所で過ごす時間が掛け替えのないものとなっていたことに改めて気付き、
「やっぱりこのままで?いや、老朽化しているのだから無理だわ」と、自問自答の繰り返し。
そんな風に時は過ぎ、とうとうスタジオは一旦終了の日を迎えたのです。

で…今は
〜終わりと始まりの狭間〜

ヨガのレッスン等は全てもう一つの場所
スタジオから程近い
第2サロンにて開催中です。

ここは2013年に作ったもう一つのクーリア。
古民家風のあの場所とは全く違うテイストで空間を作っています。
前スタジオ終了から2週間、引っ越し等でお休みを頂き、
今はこうしてレッスンをここで行い、
久しぶりにのんびりブログを書いています。(ブログ…やっとです。。。)

ヨガの呼吸
「吸って吐く」
この吸って吐くの行為にも
必ず「狭間」があります。
そしてその狭間は
吸っていなければ吐いてもいない静寂の間。
そして、吸うと吐くを繋いでいる大切な間。

クーリアは今、正にその「狭間」にある。
古い場所から新しい場所へと変化する合間の時。

一見、途中の無駄な時間に思える時が
実はとても大切で
この先の未来の形を作る上で必要不可欠な時間。

もしこの時間が無かったら
きっと何を手放し
何を残し
何を手に入れるべきか
それすらもわからなくなってしまう。

「狭間」
寂しさとワクワク感とのその間にあるこの時間は
今から約9ヶ月。

新しいスタジオが完成した頃
この狭間が過去と未来を繋ぎ
きっと新しく心地よい空間が誕生する。

そこは、きっともっと自分らしい場所。
終わりと始まり
そして狭間を越えて…。

皆さんの狭間はいつでしたか?
呼吸は心地よく出来ていますか?

狭間の場所であり
大切な心地よい空間で
今も皆様をお待ちしております。

一旦このような↓空間でも気に入って下さる方は是非♪
素敵なご縁を頂ければ幸いです。

横浜 港南台 ヨガスタジオ クーリア
ヨガスタジオ クーリア
ヨガスタジオ 横浜 クーリア
ヨガスタジオ 港南台 クーリア







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