すっかりご無沙汰してしまった「ココロのYOGA」ブログ。
2020年はCooriaにとって新たなるステージの始まりとなる大切な年。
4月のスタジオリニューアルオープンや7月の10周年記念など
節目となる大切な年。(でした)
ところが2020年は「コロナ渦」にのまれお祝いモードではありません。
自粛や、ソーシャルディスタンスなど
「いつ終わるの?」と不安に包まれながら歩んできた日々。
そんな中、スタジオは5月に営業自粛による休講を行うも
その前後は普通にレッスンを行えていたことに感謝しかありません。
Coooriaは元々少人数、会員制の女性専用スタジオ。
使用後のお掃除も除菌も私にとってはコロナ前から当たり前のことでした。
5月以外は生徒さん方の信頼も頂き、安心して通って下さっています。
このタイミングでの10周年、
周りの方々からはお祝いイベントを期待されていたのですが
正直なところ、コロナ渦によりイベントを開催できずホッとしている自分がいました。
それは何故か?
10年という月日は私にとって本当に自分自身を成長させてくれた期間であり
生徒さんお一人お一人との思い出がいっぱい詰まった時間。
お祝いというよりも「振り返り」の思いが強かったのです。
コロナ前は常に忙しく、振り返る時間もなかなかありませんでしたし
何となく「このままでいいの?」と疑問も。
お陰様で10年も経つと色々な面で安定してしまい、
それはそれで幸せなことなのですが
悩み苦しみ試行錯誤していた時期も楽しかったな〜と思ってしまうのです。
もしかしたら人は何か新しいことを始め、
邁進して行く時が一番楽しいのかも知れません。
例えば山登りなら出発前のワクワク感
途中の辛い斜面、長く続く険しい道を進み
頂上に到着した時には清々しさや達成感はもちろん得られるでしょう。
ならば頂上でずっと素敵な景色を眺め続けることが出来たなら人は幸せなのか?
きっと幸福感て、そこに留まることではないと思う。
頂上に向かう途中の何気ない景色にも喜びを感じ
過去に散りばめられていた様々な景色を
頂上で振り返りながら目の前の壮大な景色と融合し
「人生」という大切なアルバムに追加する。
今の私はおそらく、そのアルバムの整理中。
2020年は「いつかやろう」そう思っていたアルバムの整理を
コロナという目に見えないもののお陰で着手する機会を与えられた。
そんな感覚です。
今年はコロナの影響で沢山のヨガスタジオがクローズしています。
もしくは全てのレッスンをオンライン化するスタジオも。
私もコロナでスタジオが休講中の時はそれが頭に過ぎりました。
生徒さんからのご要望もあり、何とかその声に答えたい…そんな思いもありました。
でも、どうしてもヨガレッスンのオンライン化は自分のコンセプトからは外れることになり
「オンライン化はしない」そう決意。
時代の流れに逆行しているようですが
元々10年前にスタジオを始めた時もあらゆる面で逆行の道を辿っていたようにも思えます。
そんな自分のコンセプトが自然と皆様に受け入れられ今に至ります。
だからこの先も我が道を行く。
Cooriaという山の頂上に到達し、登ってきた景色を振り返る。
そんな2020年でしたが、その景色は10年間スタジオを続けてきた私の宝物。
頂上にずっと滞在することなく、今はまた、次の山を登るための準備中。
また新たなるCooria山の頂上を目指して…
日々通って下さる皆様をはじめ
この10年間の中でCooriaをご利用下さった皆様
本当に有難うございます。
この先も益々パワーアップして参ります。
これからも是非そんな登山姿!?をレッスンを通じ
見届けて頂けると幸いです。
11年目もどうぞ宜しくお願いい致します。
10th anniversary in 2020
〜Begins a new stage〜
Chai