映画を観てきました。
私の観る映画・・・深~い内容の映画からコメディーなど様々。
そんなに拘りはありませんが戦争ものは苦手です。
飲み物、ポップコーン食べながら思い切り笑いたい。
思い切り泣きたい。
そして観終わった後には映画について色々考え、
誰かと話したい。
今回観たのは『幸せの教室』
http://disney-studio.jp/movies/shiawase/
ジュリアロバーツとトムハンクス主演の映画。
観る前からハッピーエンドが明らかな?わかりやすい映画です。
たまにこんな映画を、なんのストレスもなく観たくなります。
そして意外にもこんな映画にこそ心に響く何かがあるものです。
今回も・・・どんなハッピーエンド?
どれだけ楽な気持ちで観れるんだろうとワクワク。
まだ公開中なのであまり細かく説明は出来ませんが・・・
映画の公式サイトに記載のストーリーはこちら↓
学歴を理由に突然リストラされたラリー・クラウン(トムハンクス)は、
再就職のためのスキルを身につけようと、短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学する。
そこでスピーチの授業を担当するメルセデス・テイノー(ジュリアロバーツ)は、
結婚生活の破たんからアルコールに走り、教師としての情熱を見失っていた。
初めてのキャンパスで年齢も境遇も違う様々な人々と出会い、充実した毎日を送り始めるラリー。
そんなラリーとの交流を通して、自分と向き合い始めるメルセデス。
果たして二人はこの教室で、幸せな未来を見つけることが出来るのか?
この映画の私的なみどころ・・・
離婚し、マイホームのローンだけが残り返済のために毎日仕事に頑張る男性。
そんな中で学歴と言う公平ではない評価でリストラされた男性。
急にリストラされ、途方に暮れるも前向きに、学歴を得ようと短大に入学する。
そして、結婚生活は続いているものの、夫は無職。自分が働くしかない立場で、
自分自身の仕事への情熱もなくし、やる気のないまま毎日を過ごす女性教師。
そんな二人が出逢うのが短大の先生と生徒と言う立場。
アメリカだけでなく日本でも経済的不況の中こんな男性いるんじゃないかな・・・
幸せな家庭を描いて結婚したものの、様々な問題を抱えている女性いるんじゃないかな・・・
映画の冒頭ではこんな想いが頭をよぎりました。
真面目に一生懸命頑張っていれば安定した収入、生活が出来る・・・
今はそんな保証もなく様々な人が不安を抱えながら生きている人が多い世の中。
背負っているものが多く、慌ただしさの中で自分らしさを見失い、
自分を愛せなくなってしまっている人など。
経済的不況が私たちに及ぼす影響は計り知れず、生き辛い、暮らし辛い現代です。
そんな中、逆境を乗り越えようと前向きになっている主人公がこの映画の中にはいます。
始めは学歴のためだけに通い始めた短大。
それが少しずつ様々な人との出会いの中で刺激され、価値観が変わり、成長してゆく。
主人公はおじさんだけど・・・若い子からファッション、インテリア、交流の仕方、
遊び方を学びどんどん変化してゆきます。
そして、短大の講義ではやる気のない女性教師の授業を受けるのですが、
女性が開講している講座は『スピーチ』力アップ的なもの。
人前でスピーチなんてしたことのない学生たちに紛れておじさんも初めは悪戦苦闘します。
でも、講義の回数を重ねるに連れ、スピーチが上達。
そしてスピーチ力アップと共に『自分』と言う者が何なのか?何が出来るのか?
少しずつ自分を見つめ直し、自分自身から湧き出るエネルギーを感じてゆきます。
卒業試験で立派にスピーチする男性の姿をみて『A+』と言う評価をする女性教師。
理不尽な評価でリストラされた男性が自分にとってこの上なく嬉しく正しい評価を頂くのです。
その正しい評価をした女性教師は映画の中でぐうたらな夫に嫌気がさして離婚を決めます。
仕事も、プライベートもうまく行かない女性がそんな時に男子生徒(おじさん)と出逢い、
刺激され、自分らしさを取り戻してゆくのです。
そしてお互いに良い刺激となり心が通じ合ってゆきます。
最後はどうなるのか・・・これから観る人のためにもその辺は内緒。ってことに(^_^;)
この映画をただの恋愛映画として観るのか?
それとも自分自身や周りの人に登場人物を重ねて感情移入しながら観るのか?
どちらにしろ今の現代で必要なこと、大切なことが伝わってくる気がします。
自分自身がいい変化をしてゆくために言い訳なんて必要ありません。
言い訳は言葉にしても聞いている側はどうにもできません。
必要なのは勇気や希望を持って進んだり、
『今自分が置かれている環境にはきっと何か意味がある、無駄な事なんてないんだ!』
って思いながら状況を受け入れてゆくこと。
変えてゆけるものは言い訳せず変えてゆく勇気を、変えられないものは冷静に受け入れる。
その先にご褒美のようなハッピーエンドが待っているのかも知れません。
そして、『自分』ってどんな人なのか?
どんな魅力があるのか?
しっかりと・・・『自分』を見つめる時間、見つけるきっかけとなる出逢いや居場所って必要です。
主人公は卒業試験でのスピーチで、短大に通ったことの学歴よりも、
通った事により人生観が変わった事、沢山の刺激をもらえた事、その事の方が大切だと伝えます。
まさに彼は逆境から人生に本当に必要なことを学び、人生の再スタートとなるきっかけを
得ることになったのです。
この映画を観ていると・・・
人生の中の最悪な出来事も、最高の出来事のきっかけになるのかも!!と前向きになれる気がします。
正しい答えは自分の中にあります。
人生が、今が最高だと思えばその通りだし、最悪だと思えばその通り。
自分にとっては最悪でも他の人にとっては最悪ではないかも知れない。
自分の心に既にある答えは過去の事でも今の事でも・・・
自分自身でいつだって書き換えることが出来るのです。
ハッピーエンドに必要なのは最悪な過去の出来事。
最悪な事があるからこそよりハッピーに感じる。
そう思えば最悪も有り難い出来事!?
余談ですが・・・
昨日、我が家の給湯器が壊れました(><)
見積もりを聞いてびっくり!!
それがご厚意でお値引きになり15万円もお安くなりました。どんだけ!?
てことは定価はいくら・・・(ご想像にお任せします)
値引きされたお値段を聞いて嬉しくなる我が家。
おいおい、まてまて、ちっとも嬉しくないはず。壊れたのよね~。
最悪な出来事ですが・・・新しい給湯器に替える作業中、真新しい給湯器に
新しくなったリモコンスイッチ。ワクワク(^^)
何だかハッピーです。最近コインシャワー並みに突然止まってしまっていたシャワのお湯に
イライラすることもなく、ストレスが減ってご機嫌な私です。
お安くなったウン十万円の給湯器のためにまたコツコツ地道にお仕事に励みたいと思います。
やる気が更にアップ!?ってことに・・・。
映画を観たお蔭で嫌な事も困ったことも笑い飛ばせる!?映画を観るっていいもんだ。
皆さんは最近どんな映画を観ましたか?
私はもう一つ観たい映画があり、今から楽しみです(^^)むふふ。