知らぬが・・・


お友達親子とディズニーランドに一泊してきました♪
かなり前から指折り数え(指が足りない位前から(^_^;))楽しみにしていた我が子。
そりゃあもう当日のはしゃぎっぷりったらスイッチがあるなら一旦止めたい位・・・
こんな日は子供に負けじと私もはしゃぎ初日を思い切り満喫してきました。
あんなことや~、こんなこと♪ 楽しみ過ぎて話すと長いのでここは省略。

さて・・・『知らぬが・・・』のタイトル。
そう、「知らぬが」ときたらこの後に続くのは「ほとけ」
●事実を知れば感情に振り回されることも、知らなければ仏のように心おだやかでいられる●
でもここではこの諺もちょっとしっくりこない。なので『知らぬが・・・』までで止めておきます。

実はディズニーランドを満喫してホテルに戻ると母から着信アリの通知。
「おっと、何の用だろ?メールも入ってる」
早速母に電話してみた。すると・・・
母『大丈夫?』
私『へ?何が?』
母『地震・地震』
私『地震があったの?今部屋に戻ってきたところ』

こんな呑気な会話をしてしまった私(^_^;)
地震があったと思われる頃、園内はエレクトリカルパレード中。
座って観ていたけれど何も感じませんでした。園内もいつも通り。
千葉は揺れていないのか!?と一瞬思いましたがそんなことは無いらしく、
なぜか夢の国は夢の真っ只中だったようです。
私は母からの知らせで『地震』と聞いてすぐにテレビを点け、状況を知りました。
あの時の恐怖が蘇ってくる。そんな感じです。
そして不安な様子で『ママ~どうしたの?』と聞く我が子。
ふと我に返りテレビを消しました。

あの大地震のように、携帯電話やFacebook,ツイッターなども混み合っていたようです。
様々な通信機器が普及し、便利な世の中。
知るべきことがすぐに情報として入って来る。
検索すれば何だって知ることが出来る。
でも、だからこそ怖くなってしまうのは私だけでしょうか?
勝手かも知れませんが私はあまりテレビでニュースを観ません。
もちろん観るには観ますが暗いニュースの時は観たらすぐに消してしまいます。
それに、FaceBookやツイッターでも自分の心が喜べない情報をつぶやく人の投稿は
あまり観ません。
設定を観れないように切り替えてしまいます。
情報は必要。でも必要のないものまで耳に入って来てしまう現代。
だからこそ情報を選ぶことも大切。

震災の時も、初めはニュースばかり観ていた人々も段々と消し始めた記憶があります。
子供たちはしかめっ面でニュースを観る大人たちに不安を抱き情緒不安定になる子も居たり
情報による不安ばかりで何事もなかった人までが病んでしまうなんてこともあったと・・・

ニュースだけでなく人の噂話も知らない方が穏やかでいられる。
どんなニュースでも噂話でも裏と表は存在する。
なのに一方方向からしか情報が入らない事ばかり。
間違っているかも知れない情報なら知らない方がいい。

もしも今回ディズニーランドじゃなかったら・・・
地震の直後に地震があったことをアナウンスするかも知れません。
でもきっと、ディズニーランドはあの震災で何かを学んだのかも知れません。
災害時、一番怖いのはパニックになること。
夢の国、今回は夢のままを選んだようです。
お蔭で子供は不安になることもなく普段忙しいママやお友達とのひと時を思う存分楽しめたました。
(心配して下さった周りの皆さん、本当に呑気で申し訳ありません(>_<))

「事実を知れば感情に振り回されることも、
知らなければ仏のように心穏やかでいられる」と言う意味の
『知らぬがほとけ』
今回の場合は呑気過ぎて心苦しいのですが・・・

辛く悲しい現実を知ることも必要ですが、
知っても心穏やかに、更にハッピーな気持ちになるような
『知ってもほとけ』なニュースが世の中に増えるといいな。
過去に起こった震災も、無事生還した方や復興支援している方々の頑張る姿、
助け合う温かい姿を知り、勇気や元気を与え合える
そんな心温まるニュースが増え、沢山の方の目や耳、心に届きますように。

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