「骨盤底」「骨盤底筋」「骨盤底筋群」
あまり聞きなれない言葉かも知れませんが、女性にはとても重要な筋肉。
「骨盤」と呼ばれるのは単体の骨の名称ではなく、エリアの総称。つまり恥骨や尾骨、長骨や坐骨など、これらを一まとめにして骨盤と呼びます。
「骨盤底筋群」はその骨盤の最下部にあり、恥骨、尾骨、坐骨に接している筋肉の総称で、子宮や膀胱、直腸などの内臓を支えている筋肉です。骨盤内の臓器を支えているハンモックのようなイメージ。
この筋肉の役割は骨盤内にある臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど重要な役割を担っています。「月経血コントロール」と呼ばれる、経血を子宮内にある程度溜めてトイレで排泄する方法も、この骨盤底筋の働きとなります。
緩んでしまう原因は様々ですが、日常でしゃがんで立つようなスクワットをする動作が殆ど無かったり、長時間椅子に寄り掛かりながらのデスクワークや、リビングで長時間ソファに座りTVを観たりなど、寄り掛からずに姿勢を保つための腹筋背筋の筋力低下から、後ろに寄り掛かる姿勢が続くことで緩みやすくなります。
この骨盤底筋が衰えると血流が悪くなり、不妊の原因に繋がると考えられています。また、子宮の緩みにも繋がり、せっかく妊娠をしても流産や早産を引き起こしてしまう可能性もあると言われ、将来的には尿漏れに悩まされることも。
骨盤底筋を鍛えるには日常の動作(身体の使い方)はもちろん、ちょっとしたエクササイズでも可能です。弾力をつけ、ハリのある骨盤底筋を目指して鍛えるべき筋肉。
ここで簡単なエクササイズ法を一つお伝えすると、肛門を閉め、内側から引き上げるようなイメージでそのまま30秒間位キープ。そして緩める。引き上げて緩める、その繰り返し。
CooriaのInner beautyヨガレッスンでは毎回座学を含め、更に詳しく効果的に骨盤底筋を鍛える方法をお伝えしています。こちらのプログラムは妊活中の方、PMS(月経前症候群)の方、尿漏れに悩む方や予防したい方、月経血コントロール法を習得したい方など、様々な目的でご参加頂けます。
本日はこちらのヨガレッスンからスタート♪
女性にとって
もっと快適な未来のために…